半島から半島へ①

半島から半島へ①

こんにちは、もの(@monono_16)です。

鹿児島県は有人離島の数が26離島人口15万人もいるという全国でも有数の離島を有する県です。そうなると必然的に多くなるのが船での移動。フェリーに車を載せて移動するのは割と日常の光景です(そんなことない?)

そんな中でもまあ特徴的だなと思うのが、錦江湾の東西を結ぶフェリー。鹿児島県を脳内でイメージしてもらいまして、そう、2つの半島がせり出ている形になると思うんですが、その両者を陸路で行き来するとなるとえらく時間がかかるもので。半島の真ん中くらいと先っちょあたりで結ぶフェリーが2航路ほど運航されています。

うまく使うと鹿児島県内の薩摩半島と大隅半島をぐるっと円を描くように周遊することができるんですね。

今回は仕事で、そのルートを通って普段暮らしているのとは反対の半島、大隅半島へ行ってきました。

フェリー① 鴨池港→垂水港|垂水フェリー

Fujifilm X-S10 × Voigtländer Nokton40mmF1.4MC
Fujifilm X-S10 × Voigtländer Nokton40mmF1.4MC
Fujifilm X-S10 × Voigtländer Nokton40mmF1.4MC

往路は鹿児島市の鴨池港から垂水市の垂水港までを結ぶ鴨池・垂水フェリー(通称 垂水フェリー)に乗船します。ネーミングがまんますぎる。

Fujifilm X-S10 × Voigtländer Nokton40mmF1.4MC

鹿児島のフェリー名物といえば、うどん。有名なのは桜島フェリー内で食べるやぶ金のうどんですが、あれは乗船時間わずか15分という短時間の中でいかにかき込むかが勝負みたいなところあってゆっくり食べられないんですよね。垂水フェリーなら乗船時間は45-50分あるのでゆっくり食べられます。

Fujifilm X-S10 × Voigtländer Nokton40mmF1.4MC

朝は雨降ってたのに、夏っぽい空が見えてきた。

紅茶農家さんへ取材に

フェリーを下船し、海沿いの下道でコトコト1時間。今日の仕事現場へ到着です。

Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR
Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR

国産の紅茶(通称 :地紅茶)を作っている農家さんの取材に訪れました。紅茶って飲む機会こそ結構あれど、どう作られているかを知らない方も多いんじゃないでしょうか。実は煎茶・緑茶と同じように茶畑で生育されていて、もともとの葉っぱはこのように緑なんですよ。

Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR

品種によっては葉が赤みがかるものもあります。これを蒸して・乾かして紅茶づくりが行われます。

Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR
Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR

こちらの農家さんは無農薬で作れる作物を探し求めて紅茶づくりを始めた方ということで、除草に関しても農薬を使わず手作業で行っています。でもやはり畑以外の部分には限界があるということで、ヤギを飼って草を食べてもらっているとの事。除草目的でヤギを飼うって聞いたことはあれど、実際には初めて見たな…。

Fujifilm X-S10 × XF16mm F2.8 R WR

取材が終わったら、寄り道しながら今日の宿へと向かいます。

KOTOBUKI HOTEL(鹿屋)へ

Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2
Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2
Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2

鹿屋の町の中心部にある、昔のホテルをリノベーションしたお宿。鹿児島の中ではかなりイケてる部類のホテルです。

Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2
Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2

志布志で作られている烏龍茶のティーパックがアメニティの一種としてお部屋にあり、楽しむことが出来ました。ビジネスホテルとかにある普通のお茶ならまあいいか、ってなるけどちょっと変わったものが置いてあると飲んでみたくなりますよね。美味しかったです。

Sonyα7Rⅲ + Batis 25mmF2

確かKINTOのマグだったと思う。家には他にもマグカップいくつかあるけど、このタイプのも欲しいな…

後編では本州の最南端、佐多岬へ訪れたお話をお届けします。