「日本から近い海外の国は、自ら望まずともそのうち機会が巡ってくるだろう」という理由で、前向きに旅行をしようなんて考えていなかった香港。そしたら旅の機運が、向こうからやってきたんですよね。
2023年の春過ぎに香港政府と香港国際空港のタイアップで「香港行きの航空券を全世界で50万枚プレゼントするよ!」というキャンペーンが開催され、見事それに当選をしたのです。ちなみにキャンペーン名は「ワールド・オブ・ウィナーズ」。”世界の勝者”か、悪くない。
FUK → HKG
キャンペーンに応募する際に出発空港の指定があったため、今回の旅は福岡空港からの出発です。
航空会社はキャセイパシフィック航空。普段海外便ではスターアライアンス加盟の航空会社を選ぶので、ワンワールド加盟便に乗るのはなかなかレアケース。
鹿児島の西側をかすめて南下する航路の途中、噴火している桜島が見えました。贅沢な経験。
わずか3時間半の短いフライトですが、機内食が出ました。大してお酒が強いわけでもないのに、欲張って白ワインを頼んだ人がこちらです。結局着陸するまでずっとふわふわしてた。
そうこうしているうちに、香港着。
事前に契約していたesimは日本を出る前にアクティベートしておいたので、香港到着と同時に通信ができました。5年前にバックパッカーをしてた頃は、空港についたらとりあえず売店に駆け込んでSIMを購入、慣れない方法でトップアップして…ってやってたんだけどな。便利な時代になったものです。
ホテルは茘枝角にあるHotel Ease Acsess・Lai Chi Kokに取りました。全体的に物価水準が高い香港の中で、清潔さと金額のバランスが取れており、1泊8,500円ほど。
個人的には観光地のド真ん中に泊まるよりも、ちょっと外して泊まる方が「街に溶け込む」感じが得られて好きなんですよね。ローカルの暮らしを追体験できるのが醍醐味、って感じがして。
早速街へ
ホテルに着いたのが21時ころ。夕方機内食を食べたおかげでお腹は満たされており、かといって寝るにはまだ早い時間帯。そしたら折角だし、香港の夜景ってやつを見に行ってみますかと思い出かけることに。
慣れない土地でバスに乗るのは結構不安だけど、香港ってまあ狭いし、最悪どっかに降ろされたとしても10kmくらいなら歩いて帰ってくればいいし…という算段まで立てて乗り込みました。
香港のバスは基本2階建て。狭い国土に700万人を超える人口を抱えているので、建物も交通手段も必然的に高層化していくんでしょうね。ちなみに人口密度は東京より高いそうです。
「香港といえばここ!」という景勝地、ビクトリアハーバー。到着初日から香港みが感じられて良い。
香港ペニンシュラホテル。沢木耕太郎の深夜特急を読み、旅への意欲を掻き立てらてた一読者としてはテンションの上がる建物です。あいにくラフな格好だったので、建物の中には入りませんでした。
「聖地巡礼」と称して、観光マップ貰ってくればよかったかなあ。
歩き回ってたら、結局お腹は空くわけで。折角ならとビールまで頼んでしまうわけで。
この時すでに23時過ぎ、日本時間で日付を回っていることです。そんな時間にガッツリ炒飯・ビールセットを頼んでしまうというのは、海外の魔力に飲み込まれているせいでしょう。
ちなみに物価水準が高い(※2回目)香港では、このセットで2,000円近くします。ひぇ〜。
それでも、夜遅くまで飲んでる地元の人達に肩を並べながら、外の風を浴びつつ飲むビールは最高なんですけどね。欲を言えばもう少し小さいサイズのビールがあると良いんですけど…。
初日はこんなところで。夜の写真ばかりになってしまいました。
ちゃんと続きも書くぞー。おー。
今回使ったカメラ
2013年製のGR、まだまだ現役です。手ブレ補正はついてないし、ISOも800までしか上がらないしと不便っちゃ不便だけど、そこを加味しても写りの良さには勝てないってワケよ。
なんやかんやで優秀なのは最新機種。といっても2019年発売だし、そろそろ新型のアナウンスがされても良い頃だと思っています。