冬に向けて日照時間が短くなるにつれ、フィルムカメラで写真を撮れる時間が短くなることから ついついフィルム離れが起こる秋のシーズン。2021年10月のフィルム消費量はわずか1本でした。
本当は2本だったんだけど、巻き上げ不良で1本は未露光。旅行先でそんな事態に見舞われるとあ〜ってもう撮る気無くしちゃう。やだやだ、ってデジタルに逃げてしまう。そんなルーティンを数年に一度やらかしてます。
ちなみに4年に1度くらい、デジタルのデータも消えて失う周期がある。データ保管に向いてない人生…
秋の熊本へ
秋らしさを感じる暇もなく、夕方に田楽を食べ始めるところからこの日はスタートです。なぜなら昼間に撮った写真たちは巻き上げ不良で全て未露光だったから…
気を取り直して、M6購入記念にとKeiko(@keiko_mini32)さんから頂いたPRO400Hを装填します。
白川水源に到着した頃にはもう陽も落ちていて、開放でシャッターを切ったら何が写っているのかよくわからない写真に…。水が透き通ってる様だけはよく分かる。
何度かフィルムの現像でお世話になった、熊本の写真スタジオhacoさんへ。とても残念なことに、現像サービスは21年11月を持って終了してしまうとの事で、直接お礼を伝えにお邪魔してきました。
店主の方は写真好き・旅好きということで、フィルムカメラを持って海外へ旅をしていた時の話などをしてくれました。旅に出る時は毎回どのカメラを持っていくか悩みに悩んで、空港までは手持ちのカメラを全て車に積んで持っていき、飛行機に乗る直前に直感を信じてカメラを選ぶんだとか。
大事なところでピントを外す私。精進します。
肥薩おれんじ鉄道で水俣へ
翌日は仕事で水俣へ。熊本と鹿児島を結ぶ第3セクターの鉄道路線、肥薩おれんじ鉄道でゆっくりと南下します。
致死量(?)のくまモンに囲まれながらの移動です。これが旅情ってやつ…?
この日は確か日曜日。地元の学生たちも多く利用していました。
観光客にとっては観光列車、けれどその地域に暮らす方々からすれば日々の足でもある鉄道。こうやって訪れた先の人々が営む暮らしに少し乗っかる感覚が、旅の醍醐味だと思っています。
今回使用した機材たち
いやしっかしProimage100も1本1,000円を超えてくるとは、値上がり止まらないなあ…。