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もの(@monono_16)です。こんにちは!
世間は「平成!」「令和!」と賑わっていますね。
そんな事より2019年が1/3終わろうとしていることのほうが衝撃的です。早い。
ついこの間年を越したばかりだと思っていたのに…
これだけ改元が騒がれているので、逆に和暦なんて関係ない国のことでも書こうと思います。
時はさかのぼり2018年1月。バックパッカーをしていた私はアメリカのニューヨークにいました。
New York City
基本的に旅をしていた時はGRで写真を撮っていたのですが、日本からの友人とモスクワで合流した際にLomography社のSimple Use Film Cameraというカメラを持ってきてもらって、たまに持ち出してはフィルム写真を撮っていました。
そこで私は「NYで買ったフィルムをNYで撮りきってNYで現像・データ化する」という試みをしてみることにします。
Simple Use Film Cameraとは
オーストリアに本社を置くLomography社の発売するレンズ付きフィルムの一種です。
一般的なColor Negative 400が入ったものの他に、Lomo Chrome Purpleが装填されているものや、B/Wフィルムが入ったものの3種類が展開されています。
使い方はほぼ写ルンですと同じですが、フィルムを撮り終わった後に新しいフィルムを再装填することが可能な点が大きく異なります。写ルンですの繰り返し使える版…だと理解すると簡単です。
私は各国を旅しながらカメラ屋さんを見つけ、フィルムを現地調達しながら写真を撮っていました。
世界一周といっても、旅の内容は旅人それぞれによって異なります。
決して金銭的に余裕があったわけではなかったので、日々ひたすらお散歩をしていました。そのおかげで膨大な写真のストックが私の手元には生まれたわけです。
せっかくニューヨークに行ったんだから美味しいものを食べ、素敵な景色を見て、お洒落なバーでお酒でも飲みたかったのですが、寂しがりやな私はひとりで行く気にもならずただただ歩く日々でした。
そんな貧乏旅の中で僅かな贅沢といえばカフェへ入ること。
観光客向けの華々しいカフェもいいですが、街角にある地元の人が立ち寄るようなお店によく入っていました。
たまには観光も
冬のアメリカ東海岸はとても厳しい寒さが続きます。
自由の女神像へはマンハッタン島からフェリーで向かうのですが、その甲板が寒いこと寒いこと。
余裕があれば船内の売店でホットココアでも飲んだのでしょうが…節約のため我慢です。
唐突に目の前にカモメが現れました。
電源を入れる必要もなく、ただシャッターを押すだけの直感的操作で使えるこのカメラは一瞬の出来事も逃しません。
このプラスチックレンズのローファイな写りも過去の記憶らしさがよく出ていてとても気に入っています。
東京へは日本中から人が集まるように、ニューヨークへは世界中から人が集まります。
様々な人種・宗教の人々が集まるこの街には、一秒たりとも止まること無く活動し続けているエネルギーを感じることが出来ました。
たった10日間程の滞在でしたが、次来る時にはまた別の顔を見せてくれることでしょう。
最後にホステルからマンハッタンの眺め。
いつか向こうに見える高層ビルの真ん中にあるホテルに泊まれるようになってやるんだから!