こんにちは。もの（@monono_16）です。
新潟生まれ新潟育ち、東京でちょっくら会社員を経由し鹿児島へ移住して約1年。まあ貯金もなければ友達もいないまま引っ越してきたのですが、案外何とか暮らしていけるもんです。偏に周りの皆様に大感謝。
さて鹿児島のイメージと言えば焼酎・黒豚・さつま芋。その他にもさつま揚げ（鹿児島の人は「つけあげ」と呼びます）や鳥刺しなどなど…これまでの人生であまり縁のなかった食材たちに囲まれる暮らしを送っています。そんな中でも私が声を大にして全国の皆さんにお届けしたいのが鹿児島のソウルフードそば茶屋吹上庵。
えっなんで鹿児島でそば？
そんな質問は野暮です。別に宇都宮で餃子が有名なのも札幌でスープカレーが有名なのも、似たようなもんよ。
そば茶屋吹上庵 とは
そば茶屋吹上庵は鹿児島県内で16店舗を展開するそば・うどん店です。
「かやぶき屋根の茶屋で、昔なつかしい蕎麦屋を営みたい」という思いから始まったそうで、実際に店舗には水車を設置している所が多く、吹上・川辺・平川・隼人の4店舗では実際にかやぶき屋根を用いた店舗運営を行っています。（普段よく行くお店がかやぶき屋根なもので、全店舗そうなんだと思っていたからちょっと衝撃）
店内にはひょうたんや傘、ひょっとこのお面など様々な民芸品が飾られており、山奥にある旅館のような・田舎のおばあちゃんの家のような暖かい雰囲気が感じられます。
営業時間は午後9時までと少し早めの閉店。仕事終わりに行けないのは少し残念…。
では、以下私のそば茶屋推しポイントをどうぞ。
そば茶屋のここが好き ①お茶と漬物がおかわり自由
まず席につくと普通だったらお水が運ばれてくるじゃないですか。なんとそば茶屋ではお茶が急須で（しかも大きい）・漬物が椀で（かなり大きい）で運ばれてきます。
えっこれもう席料として500円くらい取られても仕方ないのでは！？というサービス具合。
極度の空腹状態に置かれ、手が震えながら入店したとしても安心です。ちなみに私は毎回漬物を食べすぎてしまい、食事が到着するまでになんとなく満足してしまうというのを繰り返しています。
そば茶屋のここが好き ②メニューが豊富
多すぎてもはや選べない。これだけバラエティに富んでいるのに、選ぶのは毎回2~3種類同じものをぐるぐるしてしまうという…。来年から地元の観光協会で働くことになったんですけど（しれっとmy new job…）、職場の近くにそば茶屋あるので全メニュー制覇したい所存。
ちなみにこの日に注文したのは「峠なべ（780円）」。コシのある太いうどんに温玉・海老天・お餅が2つ入っている大判振る舞い。
そば茶屋のここが好き ③提供が早い
シンプルながらに真摯さが伝わる店内のポスター。こうやって一言掲示しているだけで「このメニュー来ていないんですけど…」って確認もしやすく、お店側もお客さん側も余計な気遣いが減るという素晴らしさ。
カウンターキッチンの調理場で調理風景を眺めていられるのも楽しみのひとつ。お昼12時台、ピークタイムの知覧店は活気に溢れていました。手元の調理をテキパキとこなしながら店内を見回して、オペレーションを回している姿は見ものです。
季節限定のメニューも豊富。
そば茶屋的まとめ
「そば茶屋行くが、行くが」ってなるほどの積極性はないけれど、近くにあると安心感のあるそば茶屋吹上庵。
鹿児島の名産はお肉・お魚・芋とボリューム系のものが多いので、ゆっくり滞在で胃袋が疲れた方にはもってこい。皆さんも鹿児島に来る際はぜひ、お声がけを。おすすめそば茶屋にアテンドしますよ。
今年の年末は実家に帰省できず、ひとり鹿児島で過ごすことになりそうです。そば茶屋で年越しそば買おうかなーと思ったら三人前からで膝から崩れ落ちた。いっそそば打ちでもするか。
アドベントカレンダーのご紹介
この記事は鶴さん（@dmdmkrkr）の企画したアドベントカレンダー「年の瀬にうまいもん #食べたっ隊 Advent Calendar 2020」17日目の記事です。
昨日（16日目）の記事は大好きクロギさん（@taroimo0629）の「友達ができた。美味いもんが食べたくなった。#食べたっ隊」でした。私も早くクロギさんと美味しいものめぐりしながら乾杯したい。次宮崎帰ってくるタイミングで実現しましょう。
明日の18日目は、最近加古川から引っ越して都会の男になったしゅんさんぽ（@shunsampo）！シティなごはんか、はたまた誰かと共にする温かなご飯か。期待してるよ〜！
