“指宿のたまて箱”に乗って、鹿児島中央までひとり旅

“指宿のたまて箱”に乗って、鹿児島中央までひとり旅

こんにちは。もの(@monono_16)です。

いまは南九州市の頴娃町という所に暮らしていて、たまに仕事や買い物で鹿児島市へ行くのですが移動手段は基本的に車。たまには別ルートで鹿児島市内へ向かってみよう、という思いつきからJR指宿枕崎線で運行している指宿のたまて箱という特急列車に乗ってきてみました。

ちなみに「ひとり旅」とか言ってますが仕事での移動です(真顔)

特急 指宿のたまて箱

“指宿のたまて箱” とは?

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特急 指宿のたまて箱 (通称:いぶたま)とはJR九州の指宿枕崎線を運行する特急列車です。基本的にはキハ47の2両編成、全車指定席。

薩摩半島に伝わる竜宮伝説をテーマにした車両ということで、乗車口からは浦島太郎のたまて箱にちなんで煙がもくもくしていました。

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車体は白と黒の大胆なツートーンカラー。この路線は非電化区間ということで走行している車両はディーゼル車。ところどころ灰でくすんでいるのもこの土地ならでは。

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今は全国的に残存数の少ない、旧国鉄時代から走るキハ47。指宿枕崎線ではまだまだ現役です。

一路、鹿児島中央へ

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全席指定席のいぶたま。おすすめは錦江湾を一望できるカウンター席です。普段は団体旅行客の利用が多く、なかなか予約が取れないとのことでしたが運良く発券できました。

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カウンターの目の前にある窓は約10cmほど開くので、時期が良ければ開けてみるのもおすすめ。走行中に窓から入ってくる風はとても心地よいです。

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たまて箱をモチーフにしたロゴ。2011年誕生にしてはシンプルですっきりしたデザインでとても好みです。

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車内設備

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車内には図書コーナーが設けられています。子供向けの絵本や、地元の文化や民族に関する本など。

中でも気になったのが『日本の民俗学』。 大学時代に民俗学の講義を受講していた際、参考文献でよく目にしていたし何なら幾つか論文を読んだことのある福田アジオ先生の著書が置かれていました。

そういえばまだ自分の暮らしている土地の民俗誌読んでいないな…

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テーブルにあるドリンクを置けるくぼみ。指宿枕崎線は走行に伴う縦揺れが激しいので、固定して置ける仕組みは大変ありがたいのです。

まあこれ気づいたの降りる直前なんだけど。

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乗車時間およそ1時間、あっという間に鹿児島駅へ到着です。

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鹿児島中央駅到着後およそ15分で折り返し列車に。これだけタイトなスケジュールのおかげで1日3往復の運行が出来ているようです。

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鹿児島中央〜指宿の移動に小さなスパイスを。次の移動の際はいぶたま、乗ってみませんか?

あわせておすすめ!(個人的レコメンド)

せっかく九州に引っ越してきたので、青春18きっぷを使って九州の鉄道を制覇していきたいところ。ちょっと前に乗りつぶしマップを購入しました。

落ち着いたら青春18きっぷを使ってぐるぐる旅をしたいものです。

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